第50話   ニガタケでまたまた遊び竿づくり A   平成29年07月05日  

 冬の間季節風(北西風)で竹の穂先が凍結し枯れている物がある。そんな竹には、早目にウラ(穂先)を探して置かなければならない。

 真ん中の竿は何とか穂先まであるが、上下の二本はウラを付けないと使い物にならない。ウラを仮に付けて見たのが、下の竿である。一番下の竿で長さが2m50cm位。真ん中の竿で2m10cmの長さがある。アジでも釣って楽しもうと、考えて作った竿だが、すべて堅目の竿で二、三歳物のクロダイが釣れても十分に太刀打ち出来るようだ。又尺アジが釣れても真っ向から勝負出来るかも知れない程の堅さの竹を選んだつもりだ。庄内竿は細さで関東の竿には決して引けを取らないが、腰が強く黒鯛の様な強烈な引きに堪える事が出来るのが自慢である。

 真ん中の竿は何とか穂先まであるが、上下の二本はウラを付けないと使い物にならない。ウラを仮に付けて見たのが、下の竿である。一番下の竿で長さが2m92cm根元でふとさ10ミリ。真ん中の竿で2m50cmの長さで太さ8ミリである。秋に中アジ(8寸前後)やコアジでも釣って楽しもうと、考えて作った竿だが、すべて堅目の竿で二、三歳物のクロダイが釣れても何とか戦えるようだ。又尺アジが釣れても真っ向から勝負出来るかも知れない程の堅さの竹を探したのだがそれは無理のようだ。庄内竿は細さで関東の竿には決して引けを取らないが、腰が強く黒鯛の様な強烈な引きに堪える事が出来るのが自慢である。